姿勢とパフォーマンスの驚くべき関係とは?

集中力が続かない原因とは

皆さんはこんな経験をしたことがありますか?

●ベッドやソファーに寝っ転がった姿勢で本を読んでいたら気づくと寝落ちしていた
●早く仕上げようと意気込んでパソコンに向き合ったものの、いつの間にか前傾姿勢になっていて、首や肩の疲れを感じてやる気がなくなった
●長い時間デスクワークをしていたら、無意識のうちにあくびばっかり繰り返していた

これはごくごく自然な現象なのですが、なぜこのようなことが起こるのかご存知ですか?
それを知れば、あなたの作業効率はぐんと上がるんです!

集中力が続かない、その原因は「姿勢」にあります。
作業の前に姿勢を整える。たったそれだけの準備で、あなたの体はみるみるうちに集中しやすい状態へと導かれていくのです。

とはいうものの、「そんなこと言われても姿勢を整えること自体が疲れるよ。」なんてボヤキたい人もいるでしょう。
しかし、そうボヤくのは姿勢と集中力の関係を知ってからにしましょう^ ^

 

血流をよくすることがカギ

正しい姿勢が集中力を持続させるためのれっきとした理由は、脳の仕組みにあります。

みなさんの集中力の源は前頭葉にあることはご存知ですか?
その前頭葉のエネルギー源はブドウ糖と酸素です。
そして、この2つを脳に送り届ける役割を担っているのが「血流」なんです。

ご存知の通り、血流は心臓がポンプの役割を担い、体中を巡っていきます。通常であれば、この血液の循環だけで生活するに足りるエネルギーが全身に供給されるのですが、エネルギーを多く使うときには変化が生じます。
これはジョギングやスポーツといった運動だけでなく、集中力を持続して発揮させたいときも同じです。集中力を持続させるためには脳は通常時よりもブドウ糖と新鮮な酸素を必要とするんですね。

脳にブドウ糖と新鮮な酸素を送り届けるとき、腰が曲がったり、猫背になって、勉強や仕事をしていたら一体どうなるのでしょうか?

胸のあたりが圧迫され、自然と呼吸が浅くなります。すると、血液の循環が悪くなり、脳への新鮮な酸素の供給が滞り始めます。
その結果、あくびが出たり、ボーっとして集中力が低下するわけですね。逆に腰が伸びると、呼吸が深くなり、血液が循環しやすい環境が整うため、脳への酸素も十分に供給されます。

つまり、脳へ向かう血流と密接に関係しているのが「姿勢」であり、姿勢を正すことは集中力を高めるためにとても重要だということがわかるわけです。

 

集中しづらい座り方をしていませんか?

そこで、座り姿勢についてチェックしましょう。

●パソコンのモニターや資料などに集中してしまい、顔が前に出て背中が丸まっている
●ひじ掛けやデスクに片肘をついている
●背もたれに背中をべったりともたれさせる、いわゆる楽な姿勢をとっている
●つい脚を組んでしまっている

4つのポイントのうち、いくつ当てはまりましたか?
全て当てはまった人も、1つだけだった人もいるかと思いますが、いずれにせよ、こうした座り姿勢では、集中力が途切れがちになってしまいます。

そうならないためには、この姿勢を意識しましょう^ ^

一見、疲れそうな座り方ですが、最も合理的に全身に力が分散され、血流が阻害されず、集中力が持続する理想的な姿勢です。
ずっと意識し続けるのは大変なので、1日に何回か、この姿勢を思い出して、座りなおしてみる習慣を作りましょう。
そうすれば、あなたの集中力は持続するようになり、作業効率も上がってきますよ^ ^